自然光で見ましょう

真珠は、午前中の北側からの光線のもとで一番自然な輝きを発します。
可能であれば、北側の窓辺の自然光で見るのがベストです。
とはいえ、北側からの光線を確保できるお店は少ないかもしれません。

その場合はどうすればよいでしょうか？

北側というのはつまり、直射日光が当たらないということです。
大切なのは、直接光を当てた状態で見ないことです。
これは蛍光灯やスポットライトでも同じことが言えます。
光を直接当てると、本来よりもテリがよく見えてしまうのです。

百貨店などではむずかしいかもしれませんが、
お店によっては、窓辺に近い場所で見せてくれるところもあります。
それが無理なら、ライトから離れた場所で見せてもらうのがよいでしょう。

店員さんに相談してみてくださいね。

赤い服と午後の光はNG

真珠は赤みが映りこむと、実際の品質より
よく見えてしまうことがあります。
そのため、真珠店や宝石店へ真珠を見に行かれる場合は
赤系の服は避けたほうがよろしいでしょう。

また、午後の光は午前中よりも赤味が増して見えますので、
なるべく午前中に見に行かれるのが望ましいと思います。

｢テリ(照り)｣を確認しましょう

テリ(照り)は真珠の美しさを決める大切な要素です。
(テリとは真珠の輝き・光沢のことです。)
大きくて傷が少なくても、テリの悪い真珠は評価が下がります。

てりを確認するには、ご自分のお顔を真珠に映してみるとよいでしょう。
テリのよい真珠にはお顔が映ります。
その中でも、輪郭がよりはっきり映るものほどテリがよいということになります。

簡単な方法ですので、ぜひお試しになってくださいね。